


令和7年9月29日、本院にて報恩講が勤まりました。
報恩講とは浄土真宗の門徒が1年でもっとも大切にする仏事です。
京都の東本願寺では毎年11月21日~28日まで勤められ、全国の真宗寺院でも年に一度日時を定めて勤められています。
11月28日は宗祖親鸞聖人の祥月命日にあたります。親鸞聖人がお亡くなりになられた日に仏法を聴く集いを開き、自らの信仰を確かめ、学び直そうという集まりです。
私達を救ってくださる仏様、そして先立って生きて往かれた縁ある方々の勧めによって念仏の教えに遇い、生きる拠り所を教えていただいた御恩に報いる。いつのどこの誰にでもかけられた仏様からの本当の願いを共に聴いて参りましょうという想いが託された行事です。